スーパーなどの商品には、３種類があります。

①　客寄せ商品（目玉商品）

②　比較商品（飾り商品）

③　儲け商品（売りたい商品）

この３種類の商品は、目的に従って陳列されます。

コンビニで、視線が届きやすい高さに置く商品は、③　儲け商品（売りたい商品）です。

スーパーやコンビニでレジ脇に置く商品も、③　儲け商品（売りたい商品）です。

①　客寄せ商品（目玉商品）は入り口付近の目立つ場所に置きます。

②　比較商品（飾り商品）は、③　儲け商品（売りたい商品）との違いを見せるために置きます。

②　比較商品（飾り商品）は、急いで売り必要が無いことから手の届かないような場所に置くこともあります。

①　客寄せ商品（目玉商品）と③　儲け商品（売りたい商品）だけでは店内が賑やかになりませんから、
②　比較商品（飾り商品）は必要以上に陳列します。

このように商品は目的によって、陳列の場所が決まっていますが、季節や行事などによって移動したり商品を変えたりすることになります。

お店の側では、③　儲け商品（売りたい商品）を大量に販売することができれば良いのですが、それだけを並べてもお客様が興味を持ってくれません。

そのために①　客寄せ商品（目玉商品）で入店させ、②　比較商品（飾り商品）を見せて、最終的には、③　儲け商品（売りたい商品）を売ろうと画策します。

ところが、目論見どおりになるかどうかは、お店に来てくれるお客様に委ねることになります。
どのようなお客様が来てくれるお店なのかも重要になってきます。